役行者3
役行者は葛木山(葛城山と金剛山)に住む修験者だった。
当時の人々の間では、人を食うとも、妖術を使うとも
言われ、畏れられていたと言う。
宙を飛んだとも、天狗だとも言われていた彼は、人知を
超えた力を持っていたかも知れない。
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彼は薬草に詳しく、ケガや病を治す知識も持っていたと
言われているが、山で生き抜くための智恵だろう。
体制に反発し民間信仰に生きた実在の人物である。
言ってみれば、仙人のようなものだ。
お上とは関わらないかのように見えて、しかし壬申の乱の
折、大海人皇子側に着いて勝利に導いたと言う。
それゆえ、持統女帝が天武の血筋を絶って、天智の血筋に
皇統を戻した時、役行者は皇室の敵となった。
持統の孫、文武天皇の代になって、役行者は捕縛されて
伊豆に流されるが、それまでも幾度となく役行者は天皇側
に追われている。不比等も追っ手の一人なのだ。
役行者の出自と言われる賀茂氏(かもし)は、加茂とも鴨
とも言う。日本神話によると賀茂氏の先祖は賀茂建角身命
(かもたけつのみのみこと)で、神武東征の折ニニギノミコト
の外祖父にあたる高御産巣日神(タカミムスビノカミ)に遣
わされ、八咫烏(やたがらす)の姿で大和案内したという話だ。
八咫烏は日本サッカー協会のシンボルになっている鳥である。
http://www.jfa.or.jp/index.html
↑サイト左上の鳥がそれである。
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