渡来人の故国




人類という種は、移動することで遺伝子を交配させ
進化していく生き物なのかも知れない。

慣れし故郷放たれて、夢に楽土求めたり...

シューマンの合唱曲「流浪の民」の一節だが、
この日本列島もあらゆる国々からやって来ては
自分たちの国造りをせんと夢見た民族の吹きだまり
だったようだ。

実際今でも、オセアニア系の顔、東南アジア系の顔、
中国・韓国系の顔、北方民族の顔、白人系の顔などなど
様々だ。

ペルシャ帝国の生き残りが日本に来ていたとも言われて
いて、真偽の程は別として彼らが「平」姓を賜ったと
いう伝承もあるようだが、源氏に敗れた平家が一人残らず
壇ノ浦で入水自殺をしたとは思えない。落人となって各地
に散らばったとしても、しかし、彼らが本当は何処に行った
のかは、依然謎のままではないのか?

したたかに、形を変えてこの国で生き残ってきてはいない
だろうか?

ペルシャの宗教と言えばゾロアスター。
火の神アフラマズダを頂点とする自然神崇拝である。
太陽神を頂点とする八百万の自然神崇拝のが主流だった
日本の国土に順応しやすいと言えないか?

また、ヨーロッパ系白人種も日本海沿岸地域に来ていた
という噂がまことしやかにささやかれている。
秋田犬の血液型は、欧州の一部地域にしか生息しない
犬の血液型だと言われている。当然犬が勝手にやって
きたわけではなく、連れてきた人間がいたわけで、
彼らが奥州系の人種ということになる。
実際、私は中学まで秋田県大館市に住んでいたが、
目や髪の色の薄い、白人系の頭蓋骨の骨格を持つ色白の
美人がかなり多く見られた。

故に、ユダヤ人が来ていたとしても不思議ではない。
ディアスポラ(離散民)となった彼らは、流浪の末に
安住の地を見つけたのではないのか?
それが安宿となり、飛鳥となった...という説もある。

(C) 2009 藤原不比等の歴史|藤原不比等の人物像