日本人とは
もし、先祖がユダヤ人なりペルシャ人、或いは白人種
だったとしても、「外人ぽい顔」をしていたとしても、
みな等しく「日本人」である。当たり前であるが。
先祖がインド人だったとして、それを認識している者は
いないだろう。殆どの日本人は自分達の先祖がどこから
やってきたか知らないだろう。
自分のルーツが「何人」であるか。
興味はあっても、知り得ないことと諦める...というより、
本気で知りたいと思う者は案外少ないのではないかと思う。
昔、この列島にやってきた渡来人達が望んだのは、こんな
状況だったのかも知れない。
仮にユダヤ人が大挙してこの島にやってきて、自分たちの
国を造らんと頑張ったところで、その子孫達が日本国を
「我々ユダヤの国家」だと思っていない、ということが
言いたいのだ。
鎌足が渡来人であるとして、彼はひとりぼっちでこの島に
やって来たわけではないだろう。鎌足独自のネットワーク
を構築できる同族がどこかにいたはずである。
既にここに居る者も、後からやって来たものも、等しく
受け容れ、ここに住む者達による、新しい国家を造るゲーム
を始めたのかも知れない。
だから、どこから来たのか、何者なのか、記録に残す必要は
無いと考えていたのでは無いかと思う。
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